「……変わるのは、こわい?」 陽詩はそっと首を振った。変わらないほうが不自然でおかしい。変化を恐れて過去に固執するほうが。「僕が変わったんだとしても、いいほうに変わったんだと思いたい」「そんなポジティブな影響力があったかな、俺」 響生がしずかに笑った。考え考え、陽詩は言う。「僕は、いつかだれかのたったひとりになりたくて、なれっこないと思ってて。そんな自分の卑屈さがいやだった。響生さんがそれを壊してく...
月夜の猫-BL小説です そんなお前が好きだった72 BL小説 響や東の在学時にもウエーブの伝説は伝えられていたが、もどきをやったクラス数名がいたくらいで、それもサボりたいだけの動機だったから、相手にもされなかった。 「ウエーブって、マジで?」 意外過ぎる出来事に響も唖然となった。 「らしいです。ちょっと職
ミンソクはドキドキしながらシャワーを浴びた。 セフンの実家でいけないことをしている。 そんな背徳感と、セフンに好きだと言われたことがまだ現実に思えず、ふわふわとしていた。 セフンから借りた新品の下着とダボダボのTシャツを着てセフンの部屋のソファに座る。 恋人ーーー セフンの言葉を思い出して1人で顔が真っ赤になる。 え……こ、恋人? 本当に……? セフン、俺のこと好きって言ってた...
月夜の猫-BL小説です そんなお前が好きだった71 BL小説 「こないだ来たやつ、その酒くれたクラウスなんか、妻子あること隠してやがって、とどのつまり絶交したんだけど……俺が来るもの拒まずでつきあってたのが悪かったのかも………ほんと、ロクなことなかったな」 はああと響がため息をつく。 「そんなこんなで十年…
「……………」 「……………」 2人とも急に真顔になって顔を見合わせる。 そうなのだ。 セフンはとにかくミンソクに気持ちを伝えて今までのことを謝ることしか考えていなかったし、 ミンソクはとにかくセフンを好きなことをやめることしか考えていなかった。 ミンソクからの告白をきっかけに体の関係を持つようになってから、2人で会う=セックスするだった。 だからセフンは必ずゴムやローションを準備してい...
そのタロットをテーブルの上に置き、心の中で占いたいことを呟く。 10枚なんて置けないから、5枚引きにする。過去、現在、近未来に、結果。その結果として出たのは、カップⅣの逆位置。このカードは、腕を組んだ若者が目を閉じていて、カップを持った雲が若者に近づいている絵だ。しかし、正位置では、若者はそのカップに気が付いていない。なにしろ目を閉じているからだ。でも、今、出たのは逆位置。若者は、そのカップに気が付き...
月夜の猫-BL小説です そんなお前が好きだった70 BL小説 マグカップにコーヒーフィルターをセットし、お湯が沸くと、元気はゆっくりと湯を注ぐ。 「キッチンとバスルーム、増築して正解でしたね」 「まあ、そっちも狭いけど」 「そりゃ、ヨーロッパ辺りと比べるとウサギ小屋かもだけど、俺からすれば十分広い」 香
そっと唇が触れ、離れる。 見つめ合って、 また吸い寄せられるように唇を重ねる。 セフンがミンソクの唇を優しく喰み、舌がミンソクの唇を舐める。 「ぁ……」 ミンソクは思わず声を漏らし緩んだ唇の中にセフンの舌が滑り込む。ミンソクもセフンの舌を求めて自分の舌を絡める。 「んぁ…」 セフンの舌に上顎をくすぐられ、舌を吸われる。ぞくぞくと快感が走り抜け、セフンの腕に縋り付く。 久しぶりの...
この男たちは良くも悪くも、イツキの素性を知らない。 「男」との行為に興味はなかったが、どうやら、兄貴分の二条虎松がハマっているらしい。 先日は直前でストップが掛かり、お預けを喰らってしまった。 自分も遊ばせて貰って良いはずだと、少々、頭の悪い男は、同じく頭の悪い男を連れ イツキを車に押し込み、自分たちが使う古いマンションのヤリ部屋へと向かう。 …
人。
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ハッピーメールで大勢と会って、それなりにエッチもあったけど質問ある?
北海道ひとりたび(エピローグ)
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