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  • ■ 得意の取り越し苦労

    「きみは・・・なるほど、そういうことだったのか」 血走った目を向ける郁弥(いくみ)に、廿楽(つづら)が何かを納得した顔で小さくぼやいた。 今の二人のやりとりは過去に面識があるように思えるが、気のせいだろうか。 「さっさと連れて行けよ、こ、こんなやつ・・っ」 「郁弥??」 郁弥の予想外の台詞に、史苑(しえん)は目を丸くする。 「・・・きみに指図されるまでもなく…

    ザクロ

    雪混じりの雨の夜、突然目の前に三日月が落ちてきた。

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