それから、ミンソクとセフンはほとんど関わらなくなった。 しかし体の関係を持つようになってからは、前のようにまとわりつくことはしなくなっていたので、周囲から見るとそこまで変わったようには感じなかった。 セフンは自分の気持ちを持て余し、ただミンソクを見つめる。 以前はよく目があって、セフンがニコリと笑いかけるとミンソクは少し照れたような顔で一度プイッと顔を背けた後、チラリとセフンを見ていた...
セフンはキッチンで立ち尽くしていた。 僕はずっとミンソギヒョンのことを傷つけてたんだ。 好きなのに…… なんで…自分の気持ちに気付かなかったんだ。 セフンはミンソクへの気持ちに気付いてから、なぜ今まで気付かなかったんだと自分に呆れてしまった。 こんなの好き以外ないじゃないか。 なんで僕は気付かなかったんだよ…。 いつも一緒にいたくて、一緒にいれば隙さえあれば触りたくて、、、...
セフンはミンソクが好きだとようやく自覚した。 ミンソクにやたらと触りたかったのも、かわいいと思うのも、ルハンと一緒にいるミンソクを見てモヤモヤしたのも、全部好きだったからなのだ。 ようやくそう思えたセフンは、ミンソクとの関係をなんとか修復しなくてはと考えていた。 体の関係をもうやめようと言われてからまともに話していない。この前は無理矢理キスをして怒らせてしまっている。 ...
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