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BL・GL・TLブログ村 テーマ(新着記事)

  • 2022/05/19 18:27

    自伝的創愛記〈41〉 理由なき勧誘

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/05/17 13:20

    甲賀忍者 双子の縁(えにし) #53

    4階のも起動させるとスタートする。3階から4階。そして蔵へと渡り、家の壁伝いで屋根へと上る。屋根の上から煙突を経由して3階に下りると滑り台を使い庭に下りる。そのまま4階の開いている窓にジャンプして飛び込む。4階から3階へと下りるのは部屋内の壁伝いだ。音もなくササッと忍び寄ってくるマネキン猫に手裏剣を飛ばし、跳ね返ってくる手裏剣を躱しながら高中低の高さで回し蹴り。5体の人体も出てくるので懐に忍ばせて...

  • 2022/05/13 23:35

    留学難民・グエンの日々〈11〉 そして、彼女は消えた

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/05/11 21:06

    甲賀忍者 双子の縁(えにし) #51

    兄2人が起きてきたのは翌日の朝だった。 「ゆ・う・ひ・くん」 「元気そうだなあ。」睨んでいる2人に雄飛君は朝食を差し出す。 「おはよ、お兄ちゃん。昨日はごめんね。おじさんに言われた通りにしていれば良かったのに、特攻隊になっていたんだ。お腹すいたでしょ。はい、どうぞ。」そう言って夕べの夕食のおかずも出している。 「お前は、朝から」 「太れと言うことか?」そんな兄に雄飛君は応じている。 「こっちは昨日...

  • 2022/05/07 22:29

    自伝的創愛記〈40〉 学力テストを足切りする教室

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/05/07 12:14

    甲賀忍者 双子の縁(えにし) #49

    若いって良いねえ。まだ幼かった頃の自分たちを思い出していた。 「なんか楽しくなってきた。ねえ、デフォルトでやってみたい。」 「ものすごく速くなるし、位置も高くなるよ。できないと思う。」 「高いってどれぐらい?」 「低くて3m、一番高くて7m。」 「それがデフォルトなの? それは無理かもぉ……」頑張り屋な雄飛君を見ていると、不思議と“この子なら”と思えてくる。 「さあ、下りるよ。」 「まあ、明日から2日...

  • 2022/05/03 20:09

    定期購入 BL漫画 世界一初恋 17巻 我慢の限界?!小野寺律の苦悩 中村春菊先生

    世界一初恋が発売になりました。世界一初恋の17巻の感想とあらすじ(ネタバレあり)の記事です。

  • 2022/05/01 19:08

    留学難民・グエンの日々〈10〉 私を忘れないで

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/04/30 18:43

    甲賀忍者 双子の縁(えにし) #46

    3人とも、こんな事を言ってくる。 「甲賀忍者って、時代劇に出てくるよな。」 「明智だっけ、織田だっけ? どこかが手懐けていたっていう忍者だろ。」 「暗躍したっていう江戸時代の影武者?」これはテレビの見過ぎか。この子たちの情報源はテレビなのかと思うと本当の事を知って欲しくて言っていた。 「この蔵の中にある本を読むと少しでも祖先のことが分かるよ。」すると3人とも同じ発想なのか、似たような言葉が返ってき...

  • 2022/04/30 03:03

    平等な夜 #20

    「沁みますね」 「ごちそうさまです」  お湯が沸いた。二束でいいですか?と聞かれて、僕は頷く。 「そうめんって、一束じゃ全然足りなくないですか」 「わかります。食べた気がしないです」 「よかった、じゃあ四束入れますね」  三島さんはキッチンタイマーを2分に設定すると、手際良くそうめんを茹で始めた。真っ白な麺がパラパラッと放射状に散らばって、ぐったりと沈み込む。スパゲッティの麺と違って、細くて頼りな...

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  • 2022/04/28 01:32

    平等な夜 #19

    「おはようございます」  とっさに僕はそう言ったものの、覚醒しきっていない三島さんからは返事がなかった。ぼんやりと、まだ半分しか開いていない目が僕を見た。その、小さな子供が未知の生物を瞳の中に映し込んだ時のような、いとけない無防備さが、僕の胸を甘くくすぐった。いつもの明晰さはまだ身につけていないみたいだった。ふっと、三島さんの黒目が狭まって、唐突に焦点が合う。彼の瞳の中で、僕の存在が認識された...

  • 2022/04/27 12:14

    平等な夜 #18

     たぶん、三島さんはキスもセックスも上手いんだと思う。 こんなに不安そうに、逐一僕の気持ちを確かめて、最大限に尊重してくれるくせに、いざ僕の体に触れるとき、なんのためらいもなかった。行き届いた指先に、この人すごく慣れてるんだろうなと、さっき背中を揉んでもらいながら僕は思った。三島さんはたまに怖いくらいの真剣さで僕を見据え、その情熱が、背筋をゾクゾクと舐め下ろしていく。温度が限界まで上がりきった、青...

  • 2022/04/26 19:37

    自伝的創愛記〈39〉 トマトが青い……

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/04/25 21:29

    定期購入 BL漫画 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい 10巻 元・魔法使いの結婚式 豊田悠先生

    2020年にドラマ化で話題沸騰だった「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」の10巻が発売しました。 ライトBLっぽいテイストで、BLをそこまで読まない人でも読みやすい印象の今作。ドラマ化でさらに認知度があがり、大成功で終わりました。なんと映画化も決定ですね!びっくりな展開です。

  • 2022/04/25 21:05

    甲賀忍者 双子の縁(えにし) #44

    俺たちは中学校に入学すると独り立ちを強要された。何のために?兄貴は明るく振る舞うようになり誰からも好かれるキャラになってしまい、高校入学と同時に年上女性と付き合い半同棲するようになった。でも根っこは変わってない。落ち込んだ時は俺に抱きついてきていたからだ。なら、今回は?思いに没頭していた。何かを決意していたのは分かっていた。だから来たのだろう。あの時、兄貴はなんと言っていた?来た理由を並べ立ててい...

  • 2022/04/21 10:35

    甲賀忍者 双子の縁(えにし) #42

     「兄貴……」 「翔馬。あいつは高校の時から、お前を敵対視していた。」 「え?」 「ほら、学校の成績って同点だと順位はどうなる?」 「あいうえお順……」 「だろ。だから、あいつは優位に立てていたんだ。」 「意味が分からないのだけど?」そう言うと、瑞樹は溜息をつき、こう言ってくる。 「頭良いくせに鈍いよな……」 「誰が何だって?」 「そういう所は全然変わらん。」 「瑞樹君?」睨んでいるにもかかわらず瑞樹は...

  • 2022/04/19 23:18

    定期購入 BL漫画 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい 9巻 もう一人の魔法使いの恋が叶う日 豊田悠先生

    2020年にドラマ化で話題沸騰だった「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」の9巻が発売しました。 ライトBLっぽいテイストで、BLをそこまで読まない人でも読みやすい印象の今作。ドラマ化でさらに認知度があがり、大成功で終わりました。なんと映画化も決定ですね!びっくりな展開です。

  • 2022/04/19 19:05

    留学難民・グエンの日々〈9〉 帰りたい、でも帰れない

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/04/15 23:47

    【ファンタジー小説】encounter 第12話(最終話) ※全文掲載

    私は、辺りを警戒しながら前に進んだ。角に来ると、ゆっくり覗き込んで人が来ないか確認した。誰も来ないとみると、足音をできるだけ立てないように、走り抜けた。すると、それらしき場所にたどり着いた。どうも人がいる気配がなかった。私は、ゆっくりと奥の場所に近づいた。「なんで、探しに来たんだ!帰り道はどうした?」牢屋越しにガトーが怒鳴ってきた。「大丈夫!帰り道への鍵も見つけて入れた」私は、拾った鍵をガトーに見せた。「せっかく、リリーを帰らせるために、囮になってやったのに……」牢屋の床も、壁と同じ石材。その床の上であぐらをかき、呆れた様子で私を見ていた。「私ね……」一瞬迷いが出て、言葉に詰まった。けど、思い切って言うことにした。「私、ガトーのことが好きなんだと思う」ガトーがなんてリアクションするか、怖くてガトーの方を見られな...【ファンタジー小説】encounter第12話(最終話)※全文掲載

  • 2022/04/15 21:05

    甲賀忍者 双子の縁(えにし) #40

     「で、全員やっつけたの?」 「5人ぐらい残っているよ。」 「ブランクもあり全然やってない奴には、まあまあなデキだな。まぁ、ここの連中は弱いからなあ。」すると違う声が聞こえてきた。 「いい加減、そこからどけ。」 「お、起きた? ここの連中、5人残してやっつけたよ。」 「そりゃ、お前にかかれば赤子の首を切るようなものだろう。それよりも、どけ。」 「はいはい。」 「まったく、こいつらは揃いも揃って同じ...

  • 2022/04/14 19:23

     自伝的創愛記〈38〉 寄り添う乳房

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/04/11 01:04

    平等な夜#17

     約束すると、都さんはふわっと肩の力が抜けたような笑顔を見せた。そしてそのままクラッと前のめりに傾いた。あれと首をひねる彼は首まで赤くなっていた。僕は先ほどから都さんの紅潮を、肌の表面が徐々に浸水されていくみたいに赤くなっていくさまを、つぶさに観察していた。色白な彼の変化は一目瞭然だった。アルコールは、今、都さんの体のどこまで回っているのか。 目元から頬、輪郭を通り過ぎて長い首筋へ。見える範囲は全...

  • 2022/04/09 22:43

    留学難民・グエンの日々〈8〉 姫のご帰還

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/04/08 21:29

    甲賀忍者 双子の縁(えにし) #37 性描写ありま。。。す?

    目を開けると伯父は固まっている。思わず口に出ていた。 「ウブなのか……」 「お、おと、おと、おと……」 「男とするのは初めてなのか。なるほど納得。」 「お、ま……」 「なら手加減してやるよ、童貞君。」そう言うと床に身体を押し倒してやる。 「だ、誰がどう、こら、何を」 「ケツ掘ってやる。もっと良い気分にさせてやるよ。」 「バカ、やめろ。チビ」 「チビじゃないの見りゃ分かるだろ。」 「めろっ」 「あんたが、...

  • 2022/04/07 20:17

    定期購入 消えた初恋 8巻 進路が危ない?!ふたりで受験勉強 アルコ先生&ひねくれ渡先生 あらすじと感想

    今回は、俺物語の作者であったアルコ先生がおくる新感覚BL漫画をご紹介します。 「消えた初恋」8巻のあらすじと感想です。

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