「2gether」「SOTUS」「Dark Blue Kiss」「TharnType」「ラブ・バイ・チャンス」「Until We Meet Again」「WHY R U?」「Together With Me」「Theory of Love」「2Moons」「YYY」「Our Skyy」etc… 世界中に沼をバラまいているタイのBL(ボーイズラブ)ドラマ、テーマがなかったんで作ってみました。
アンチがうざいと嘆くのは少なからず認知されている証
【Web小説紹介・感想】コックピット開けたら中身ガキだったとき気まずい【SF・冒険・バトル・完結】
パクチー嫌いが払拭される美味パクチー?!
蛍火の夜 vol.4 長い夜を越えて
Chapter 28【告白】パーフェクトステージ ——明けない夜など存在しない——
蛍火の夜 vol.3 ユーリさんを知って
【再編集版】小説 TIME〈〈 -第三章- ベッドの上の夏休み 作、吉村 仁志。
今すぐ抱きしめてキスしたい
蛍火の夜 vol.2 ユーリさんに逢って
【恋愛小説】🎹先生と僕のワルツ
第119話 肉野菜炒めとメールマガジン
蛍火の夜 vol.1 蛍に逢いに
この女が手慣れている理由
Chapter 27【甘くて、濃厚で、上品な、いい匂い】パーフェクトステージ ——明けない夜など存在しない——
【残074話】反逆のヴィーダ(2)
「・・・そうでしたね」 一瞬にして頭が切り替わって、元々の話題が蘇った。そんな長谷川へと、向井はもう一度笑ってみせた。「と、まあ、自己嫌悪にもかられてるけど。新たな発見もあったよ。・・・俺には、おまえに相談してみるっていう選択肢もできたんだって気づいた。対応策が思いつけない状態でも、相談して構わないんだ、って。・・・構わないんだよな?」「・・・・・・」 当然じゃないですかと、辛うじて返したものの。 またしても胸...
そして約束の日。 ポールはエドと共に、ヒロとトモが暮らしている本宅の裏門の一つから中に入った。 正門から入るとセキュリティが動いてユタカの知るところになるからだ。 ヒロが立っている。 「いらっしゃい」 「ここは不思議な建物だね」 「そう?」 「なんで、ヒロはこんな風に建てたの?」 「私じゃない」 「違うの?」 「違うよ。トモの母親がデザインして建てたんだって」 「へえ、ト...
クリスマスの日、博人がボソッと呟いた言葉。 「ペーパー用の講義があれば」 その言葉が頭の隅に引っかかり、それ以降ずっと考えていたということを話していた。 だが、自分一人でいい。 皆は、皆の生き方がある。 その話を聞いた博人は、友明とともにエドの部屋へ行き話した。 「内緒にして欲しい」 そう言われていたが、エドはポールに喋っていた。 「なあ、これは3人だけの秘密なんだが、手伝って欲...
「・・・ちょっと、先生」 一方の長谷川は、つい笑ってしまった。殊更に冗談めかした口調で、こう続ける。「先生に頼って甘えてばかりの僕の前で、そういうこと言いますか? 僕に比べたら先生は全然、弱っちくなんかないですよ」 だから安心してください、と軽く言ったら、向井からは意外なくらいに強い否定が来た。そんなことない、と断言されて、長谷川はぱちぱちと瞬きをする。 その様子をどう理解したものか、向井は慌てて言...
パーン! と音がする。 だけど、この音は銃声ではない。 だからこそ、ベッドから動かないでいたんだ。 すると布団ごと抱きかかえられる。 何処に行くのだろうと思っていたら、リビングに連れて行かれる。 入った途端、布団ごと落とされた。 これだと受け身取れないじゃないか。 「ったいなあ……」 先ほどと同じ銃声が聞こえるが正体はクラッカーだ。 その音と二つの声が聞こえてきた。 「Happy Birthday!!」 ...
いつも読みに来て頂きありがとうございます。最新作、開始です!しかも!!全年齢、対象です!エロっ気は、まったくありません!(断言w本日、7月27日は友明の誕生日です。ハッピーバースディ、友明♪なぜか友明に「誕生日なのだから、今日中に書いて更新しろ」と尻を蹴られ、更新しています。~あらすじ大学卒業後、ある事故に遭いドクターストップをもらった福山友明は、そこの病院のボスをしていた博人と恋人になった。今で...
患者さんのことなんですよね、と言葉を継ぐうちに、長谷川の中で悔恨の念がぐんぐんふくらんでいった。それに比例して、声も小さくなる。「だったら、こんなオープンな場で話題にするのは御法度ですよね。駄々こねて済みませんでした」 守秘義務、という、医師として絶対に忘れてはならないことが頭から飛んでいた。 ああ俺、まだまだ全然駄目だな。そう自省しつつ、それでもせっかくの向井との外食を台無しにしたくなくて、長...
いつも読みに来て頂きありがとうございます。 『好きになったのは年上で意地悪な人』は、如何でしたでしょうか? 岡崎は退社して、本業であるバイオリンを奏でながら他にもバイトを掛け持ちし二足の草鞋で生活することにしました。 そして、宮田常務も。 今作で宮田常務の話がやっと書けてよかったです。 自分の子どもと変わらない年齢の岡崎を抱く。 そういうことに抵抗ない人だと分かって頂けたと思います。(笑) ...
だが向井は、その場では切り出そうとはしなかった。 ここじゃ何だから、というのがその言い分だ。「帰ってから話すよ」 淡々とした口調でそう言って、また箸を動かし始めた向井を、長谷川は少しばかり恨めしげに見やった。「なんだかすごく気になるんですけど」「そうか?」「そうですよ。気になって気になって、もう食事が喉を通りません」「まあそう言わずに。ほら、天津飯、旨いぞ」 向井が取り分けてくれた皿の中身を、長...
まだ敦は怒っている。 悟と一緒に徹が持っている袋を渡すために外に出ている。 「返却するからな」 「使えよ」 「いらんっ」 「第一、あん……」 思わず立ち止まってしまった。 悟は、その様子を口にする。 「おや、自分で付けてる」 猫耳に首飾り、しかも尻尾まで付けている。 一瞬、可愛いと思ってしまった。 脳内では裸にした徹に自分が付けていくシーンが浮かびあがる。 「これは、また。岡崎...
滅多にない『こんなこと』。それをもう少し詳しく云うならば、たとえば。 頼られる。 一人前に扱われる。もしくは、対等に。 いや違うな、と長谷川は自分でも思う。どれも語弊があるし正確じゃない。でも、他にうまい表現が見つからない。 ただ、確かなのは。 今までの多くの場合、フォローする側とされる側に分けるとしたら、前者は向井で後者は長谷川だった。 向井の意見は違うかもしれない。だが少なくとも長谷川に...
優介は声を掛けてくる。 「ねえ、徹」 「なに?」 「一緒に暮らしてどう?」 「な、なにを急に」 「3階で一緒に暮らしてエッチなことしてるの?」 「ゆーすけー、お前ね、なにを言い出すんだよ」 「大丈夫だよ」 「なにが?」 あのね、と優介は話してくれる。 はいはい、どうせ優介にはバレていると思っていたよ。 それになんだって。 師匠と優介は恋人で同棲中だと。 分かんなかったなあ。 ...
開店初日。 コンビニ店長と、師匠から花輪が届いた。 しかも、退社した会社の社長からも。 ああ、そういえば大学の同期で仲がよかったと言われてたな。 そして、こともあろうに卒業した大学からも。 そういえば、社長と同期なら俺と同じ大学だ。 俺とは学部は違うが、それでも同じ東響大学でも「医学部卒業生仲間より」「経済学部卒業生仲間より」「教育学部卒生業仲間より」と送り主が違う。 敦さんは、それを見て呆れ...
向井の目が、メガネの向こうで軽く見開かれた。「え、何で?」 その表情も声音も、向井らしくもなく無防備で、だから長谷川は確信する。何かあったんだ。 すぐにでも問い詰めて聞き出したい気持ちを抑え、長谷川は微笑んでみせた。「そりゃ判りますよ。他はともかく向井先生に関することには、僕は超能力が働くんです。先生が言葉や態度に出してないつもりでも駄目なんですよ。空気だけでピンと来るので」 普段の向井なら、長...
斜め気味に設置されたヨットとクルーザーは、一店舗にするため壁を潰し天上も取っ払って広げる。 手前にあるヨットはトイレを残し、他は潰した。 クルーザーのほうは操縦席とキッチンを残し、他は潰し広げる。 キッチンには簡単な物しか置かれていない。 まずコンロ系はない。 冷蔵庫もないので、敦さんは自分の部屋のを置いているみたいだ。 「どうした?」 「部屋に冷蔵庫がないと不便では?」 「部屋にはある...
7月下旬、皆で敦さんのヨットに乗りに行く。 今日はコンビニ、道場、シュークリーム屋も休みだ。 優介は元気にはしゃいでいる。 「格好いい-」 そんな優介に師匠は牽制の意を込めて声を掛けている。 「優介、はしゃぐな」 「だって、ヨットだなんて初めてだもん」 「はしゃぎすぎると落とすぞ」 「いいよ。海パンになっとくから」 そんな二人のやり取りに、皆は笑い出す。 「んー、気持ちいいなあ」...
「倦怠期?」 その日は向井が日直勤務に当たっていたので、そういう週末の常として夕食は仕事終わりの向井と待ち合わせて外で食べた。 何が食べたいですかと、今日働いてきた人に尋ねたら、「餃子」と即答だった。なので、店名にも「ぎょうざの」と入っている有名チェーン店に入る。このテの店は大概どこにでもあって、味も安定しているので良いというのが、長谷川と向井の一致した意見だ。 生ビールとウーロン茶で、お疲れ様で...
話しは色々と進んでいく。 「それなら、あとは保健センターに登録して許可もらわないとな」 「夜は自分でする」 悟はなにかを思い立ったのか優介に持ちかけている。 「優介、それなら販売でなくシュークリームの卸屋でやればいい」 「卸屋って」 「昌平と宮田のところに卸す。そしたら、お前も気が楽になるだろう」 「悟さん、なにを考えて」 「忘れたか? お前は栄養士の資格を持っている」 「あ...
木曜日に退院した敦さんは週末までゆっくりしていた。 入院中に考えていたことを話してくれた。 「もう、どこにも行ったり来たりできない。一つの所に腰を落ち着けた方がいいと言われたけど、私はまだ60の半ばだ。まだ働ける。どうしたらいいのか、ずっと考えていた」 「敦さんのやりたいことってなんですか?」 「分からない。今までは絶え間なくオファーあったからな」 「それなら新しく何かに挑戦されてはいか...
あの頃はさ、と続けた声は妙に明るくて、自分でも少し驚いた。 だがそれは微笑っているからだとすぐに気づいて安堵した。その笑みに、嘘が少しもないことにも。 大きな瞳を更に見開いて、こちらを見つめているなつめへと真っ直ぐに視線を返し、改めて微笑む。「そりゃあもう悲壮だったよ。駄目になるのは当然のことなんだから、そうなっても向井先生を恨んだり憎んだり絶対にしないでおこう、って自分に言い聞かせてね。代わり...
※利根川視点※ もう、どうしたらいいのか分からない。 高瀬、今どこに居るんだ? なにをしているのだろう。 どうやら自分の住む住処から見つけないといけないみたいだ。 今まで贅沢していたからなあ。 ふと坊ちゃんの言葉が浮かぶ。 「社食する?」 いや、冗談じゃない。 誰が、見ず知らずの奴に作って食べさせないといけないんだ。 高瀬と坊ちゃんだったから作って食わせたんだ。 自分の力がなにに向いてい...
その騒ぎを聞きつけた副社長は利根川を社長室へと連れて行く。 「もう庇うことはできない」 「副社長」 「利根川君。君は、誰になにをしたのか分かってるかい?」 「あの男は、あいつを隠した」 「あいつとは、誰のこと?」 「岡崎です。この2ヶ月、出社せずに」 「彼は3月末で退社した」 「なにも聞いていません」 「彼は常務秘書だったからな」 「高瀬だけでなく、岡崎まで……。どうして」 ...
「倦怠期・・・俺と向井先生に?」 鸚鵡返しの質問で時間を稼ぎながら、長谷川は考える。倦怠期・・・、「無い、かな。とりあえず俺の方では」「今のところは、ってこと?」 一方、なつめは追及の手を緩めない。落ち着いた口調のまま、それでも間髪入れず突っ込んでくる。 だがそれは決して興味本位からではなく、裏に隠された真摯な気持ちがあることを、長谷川はよく知っていた。「今のところは。それにこれからも」 だから真面目に...
次男は仕方ないと思い父親のほうを振り向く。 「タヌキ」 「私に固執するな」 「それとこれとは違う。人の親を突き落として、のうのうと専務という肩書きにしがみついている大きな子どもは許されないことをした」 三男まで言ってくる。 「そうそう。なにしろ見舞いに来たのは社長と副社長の二人だけだ」 今度は長男だ。 「あと近所の、秘書課長。この三人だけだ。それに、こいつは謝罪の言葉もなしだし怒鳴...
怜は父親に言っていた。 「親父、この三人を止めて」 その言葉にため息がでそうになった父は、仕方なく言ってやる。 「そこまでして私の居場所を突き止めてどうする気だ。智弥、お前には家をやっただろう。それに生前分与で4人に分けたはずだ。これ以上なにを搾り取ろうとするんだ。何も残ってないぞ」 その言葉に即座に応じたのは末っ子の怜だ。 「親父には、残りの人生が残っているでしょ。この三人は、それを狙...
ベトナムの風俗情報をまとめてみた。
【完全版】ベトナムの風俗店オススメ31選【ハノイ・ダナン・ホーチミン3大都市を網羅】
【風俗】ベトナム夜遊びの鉄則
ベトナムの風俗遊びで大失敗した話エピソード2
メンエス「非日常」のレビュー【ハノイ風俗】
漢方の陰陽五行説で読み解く性生活改善の秘訣
同人サークルの新商品(AIイラスト)を紹介します!?。
FANZA 懐かしレビュー 『アロマ企画』のオススメパンチラ作品。part2
「AV男優」という職業 (2)
FANZA 懐かしレビュー 『アロマ企画』のオススメパンチラ作品。
BL小説「今度こそ、どんな診療が俺を待っているのか」
BL小説「皇帝は黒百合を手放さない1」
BL小説「ホラーゲームの主人公は割りとエロいが、喘ぎフェチの俺は限界だ!」
BL小説「家政夫 初音くんのはじめて」
FANZA VRレビュー【VR】挑発!パンチラ拷問
「百合絵ちゃんのママがね、言ったんだって。大人には倦怠期ってものがあるのよ、って」 元から大人びたところのあったなつめは、この春から中学生になって、大人っぽさに更に磨きがかかってきたと長谷川は思う。 現に、最近のトピックスを尋ねた長谷川に対する返答がこれだ。倦怠期、か。「百合絵ちゃんのママね、今、百合絵ちゃんを連れて実家に帰ってるの。だから百合絵ちゃん、今、通学に時間がかかって大変そう」 そう続け...
階段を3段飛ばしで駆け上がる。 5階に着く前に利根川専務の声が聞こえてくる。 「だから、俺は、あいつの居場所を聞きたかっただけだ」 「それで突き落としたのか?」 対峙している、この声は兄貴だ。 まだ双子より兄貴のほうがいい。 「知らんとしか言わないから」 「知らないと言うのなら、そうかと言えばいいじゃないか」 「前科があるんだよ」 「前科とは?」 「夢の島に連れて行くとかなんとか...
翌週の月曜、宮田常務の息子三人は桑田コーポレーションに向かった。 名目は末っ子の顔を見るためだが、本来は父親に怪我をさせた犯人の顔を見るためだ。 受付で末っ子に電話を掛ける。 『どうしたの?』 「今、なにしてる?」 『昼ご飯食べ終わろうとしているけど』 「利根川は?」 その言葉で気が付いた。 『やめて』 「なにを? 顔を見るだけだ」 『俺の顔なら飽きるまで見せてあげる』 「俺が...
「もういいです。判りました。ひろきも本望だと思います、向井先生にそんなに愛されて」 厭味たっぷりの諦め口調で言ったつもりだったのに、この言葉は自分の耳にも甘く響いた。ついでに右手を挙げて、向井の頬をそっと包む。 すると向井も、手を重ねてきた。ごめんな、ともう一度謝られる。「ほんと、なんかいろいろ、・・・ごめん」「いいですってば」「インクは出ないけど、ひろきは明日からも病院に連れてくから。白衣のポケッ...
何度も何度も煩く騒いでいたら、やっと出てきた。 しかも、眠たそうな表情をしている。もしかして、こんな昼間っから寝ていたのか。この位置大事なときに! という思いが湧いてくる。 「なあに? どうしたの?」 「師匠は?」 「何か用事?」 「大至急、見てもらいたい物があるんだ」 と言って、スマホを見せる。 徹が見せてくれているスマホに目をやると、優介は言っていた。 「これGPSだよね」 あり...
「それで今ひろきはどこにいるんですか」 そう問い詰めると、向井はスーツの上着をひらいて内ポケットを示した。 そこからちょこんと顔を覗かせている小さなシャチのマスコットに、長谷川は大きく嘆息する。心なしか塗装が少し薄れていて、それさえもなんだか小憎たらしい。「そんなとこに大事にかくまって・・・そもそも、向井先生ってそんな人でしたか? モノに対して執着したり感情移入したり、そういうことは一切しないタイプ...
俺は素直に言っていた。 「そんな大変なことになっていたなんて知らずに、俺は避けられているんだと思ってた。俺の気持ちが重すぎて引かれてるのかなと思って、会えたら謝ろうと思っていたんです。オファーのことは忘れてくださいって。でも、言えてよかった」 「さっきも言っただろう。考える時間はたっぷりあったって」 「言われてましたね」 「私は、その場限りが多く長続きしなかった。それに社内の人間なんて論...
長谷川としては、それ以外言いようがない。一方の向井は、ますます深くうなだれてしまう。「ごめんな。ひろきとまた仕事がしたかったのに。バネをなくすなんて、替え芯以前の問題だ。最悪だ。・・・ごめん」「ちょっと、先生、」 こみあげてきた笑いの衝動を、長谷川は懸命に抑え込んだ。誠実な口調になるよう努力しつつ、言葉を探す。「そんなに深刻にならなくても。というか、まだあのボー・・・じゃない、ひろきを使おうとしてくれ...
3階に上がり呼び鈴を押す。 そんなにも待たずにドアが開く。 「なんだ、煩いな」 「さっきのシュークリームは俺ので、敦さんのは、こっちです」 はい、とプレゼント用に包んでくれた箱を持ち上げ見せる。 「どっちでもいいんだけど」 「よくないです」 中に入れてくれたので安心した。 テーブルの上にプレゼント用のシュークリームを置く。 カードが挟まっているのを見つけたので、それを手にする。 それ...
この名前やっぱり抵抗があるなあ、という思いは押し隠しつつ尋ねた長谷川に、向井は答えた。相変わらずうつむいたまま、悲しそうな声で。「随分前から、インクが出なくなってたんだ。替えの芯を買いにいかないと、と思いながらも取り紛れてそのままになってて」 向井がぼそぼそと語ったところによると。 1.今日は長谷川も遅くなるというし、仕事も割に早く片付いたので、まず夕食を摂ってから文房具店に行った。 2.あらか...
優介は奥に入っていく。 「悟さん。俺、なんとなくだけど分かったよ」 「なにが?」 「あの人の恋人って、徹だ」 「あの二人?」 信じられないとでも言いたそうな表情の悟に、優介は話し出す。 「さっき二人とも名前を口にしていたよ。誰にも知られたくないのは、男が好きだということなんだなと思ったよ。それに、二人とも同じ会社に勤務していたんだよ」 「そっか、岡崎君はやめたんだった。すると私は隠...
「・・・・・・」 問いかけから答えが返るまでには、これまでもわずかの間が空いていた。だが今度の間は少し長かった。 それでも長谷川が視線を外さずに待っていると、向井はいきなりうつむいてしまった。ぽつり、と一言だけ、言葉を落とす。「・・・ひろきが」「僕? ですか?」 いきなりファーストネームを口にされ、長谷川は照れるより先に面食らった。向井はというと、うつむいたままふるふるとかぶりを振った。「いや、ボールペン...
チリリン♪と鈴の音がする。 「こんちは。生と梅とレモンを二つずつください……。あれ、優介?」 奥から声が聞こえてくる。 「あ、ちょっと待ってて」 「はーい」 少し待ってると出てきた。 「ごめん、ごめん」 「優介、お前泣いていたのか」 「ちょっとね。時々やっちゃうんだよ。ひっくり返して怒られて。ごめんね、気にしないで」 「まったく、そそっかしいのは変わってないんだな」 「あはは…...
見れば向井はまだスーツ姿のままだった。離れたところにコートが放り出されていて、更に離れたところに鞄も投げ出されている。 その他、ソファまわりも心なしか乱れているようだ。まるで、引っ繰り返しては戻すことを繰り返したかのような雰囲気。 それらを一通り見て取ってから、長谷川は向井の傍らに膝をついた。 全身状態を素早く観察する。身体的な異常はなさそうだ。着衣の上からだから確定はできないが。それより問題...
怜は、コンビニから出てきた人とぶつかり転げてしまった。 「ご、ごめんなさい」 「うわああ……」 「あ、あの、大丈夫ですか?」 「バカ。バカ、バカ、バカ親父-」 その声を聞いて、ぶつかった人が誰なのか分かった相手は黙っていた。 村上君かあ、仕方ない。こうなると……。 コンビニに戻り飲み物とシュークリームを買って出た。村上君は、まだ泣いている。 「はい、どうぞ」 すっと目に前に出されたのは...
「む、かい・・・先生?」 玄関は暗く、そこから続く廊下も暗かった。ただ、その奥からぼんやりと灯りがもれていて、リビングにいる人の存在を伝えていた。 瞬間的に、長谷川の脳裏をありとあらゆる嫌な予想が駆け巡る。 あの短い返信メールも、いつものことだと油断して――いや、それどころか脳天気かつ都合よく幸せ気分に浸ったりしていたけれど、本当は何か重大な、「先生!?」 思わず声を張り上げてしまいながら、長谷川はそこ...
でも、何も返事をもらえてない。 というか、避けられているみたいだ。 嫌なら嫌だと言ってくれればいいのに、それすらもない。 日にちをおけば俺の気持ちや考えが変わるとでも思っているのだろうか。 俺だって考えるよ。 ここ2ヶ月ほど全く顔を見ない。連絡もなければ、4月の入社式。あれっきりだ。 そんな岡崎の気持ちをよそに、コンビニの外では大声で言い合いをしている二人の人物がいた。 「いい加減にしろと...
ただいまー(玄関がちゃり) // パッと明かりが灯る玄関。爽快。 リノベーション完了後、実はこれが一番良かったなと感じております 残業で夜遅い時間に疲れている状態で帰宅。暗い部屋に帰ってきて玄関の照明スイッチを押す・・・ この何気ないことが今まではちょっとしたストレスになってたんじゃないかなと思いました しかしそういったストレスも今回解消することができました! ストレス解消の立役者。この自動で照明を点けてくれるやつの正体は人感センサースイッチです! これ。 玄関に入ってすぐの位置に設置しております。これがとにかく便利なんです! リノベーション前は一般的な押下するタイプのスイッチでした。 こんな…
かくて。 その日、長谷川は予定通り医局会にも勉強会にも出て、配られた豪勢な弁当も有り難く完食した。 その後で病棟に上がって回診と指示出しとカルテ入力を済ませたら、予想していたよりも更に遅い時間になってしまったので、慌てて帰途につく。 途中で向井にメールで現状を伝えたところ、「了解」と一言だけ返ってきた。 必要最小限のことしか打ってこないのは向井のクセだ。歴代の元カノとはそのことで毎回喧嘩になった...
さあ、新しい自分に挑戦だ。 利根川専務、あと半年でクビになるんだね。 あの人なら喜んで高瀬さんを探しに行くだろうな。 歩いて2分のところに今度の仕事場はある。 「おはようございます」 「おはよう、徹君」 「改めて。今日からよろしくお願いします」 「こちらこそ、よろしく」 あと半年で敦さんは契約が切れる。 できるなら、ずっと居たい。 もっといろんなことを知りたい。 オファーなんてこ...
その日はあらかじめ、帰宅が遅くなると向井には言ってあった。 月に一度の医局会がある日だったし、その後で引き続き行われる製薬会社主催の勉強会にも出るつもりだった。 医局会はともかく、勉強会は強制参加ではないので、長谷川も出たり出なかったりしている。が、「今回のはちょっと気になるテーマなので」 そう言った長谷川に、向井は屈託なげに笑ってこう答えた。「じゃあ俺も、晩メシは適当に済ませてくるよ」 製薬会...
うへえ、8時だー! そういや、月曜って早番だったよな。 冷蔵庫に張り付けたシフト表を見る。 月曜と金曜が早番で、火曜と土曜が遅番。 第一と第三の水曜が遅番で、隔週で休みになる。 早番だから9時から18時までで、遅番は17時からラストの24時まで。 夕べは宮田常務が送別会と称して駅地下にあるバーに、飲みに連れて行ってくれたんだ。 「何年、働いていたんだ?」 「卒業してからだから……、23年」 「な...
どうやって帰ったのか分からない。 寝てもないし、何もしたくない。 入社式に参加するように言われるが、断った。 「秘書課長の長付けがでるべきだ」と言い張って、常務室に籠もった。 専務室のフロアで一騒動あったらしい。 利根川専務と桑田専務が同室だったため、利根川専務だけでなく桑田専務もがキレたということだった。 なるほど、副社長は私以外には誰にも話してなかったみたいだな。 意外なことに山本君が弁...
決まってるじゃん、とまた言いたくなったのをこらえて、俺も答える。「ハルタさんの」「じゃあ、」 とハルタさんは何でもないような口調で続けた。「これも店のメニューに加えようか」 途端に俺は、言葉につっかえてしまう。「えっ・・・と、んんん・・・こんなに美味しいんだから、そうだよね・・・」 スープに視線を落として、意味もなくスプーンでぐるぐる掻き混ぜていると。 急に頭のてっぺんがフワリとあったかくなった。見なく...
「2gether」「SOTUS」「Dark Blue Kiss」「TharnType」「ラブ・バイ・チャンス」「Until We Meet Again」「WHY R U?」「Together With Me」「Theory of Love」「2Moons」「YYY」「Our Skyy」etc… 世界中に沼をバラまいているタイのBL(ボーイズラブ)ドラマ、テーマがなかったんで作ってみました。
女装子になってヾ(๑╹◡╹)ノ" 夜な夜なお出掛け
詩で物語を書いて行くスタイルです。
日々の生活ブログを書いてます。 ニューハーフですがよろしくお願いします( ^ω^ )
できあがったカップルよりニアホモに萌える方! 親友以上恋人未満とか、四六時中ライバルのこと考えて頭いっぱいのクセに気がついてないとか、俺の命はお前に預けた! 的な相棒とか、師弟、主従なにそれヤラシイwとかその辺が美味しくてたまらない紳士淑女の皆様、いらっしゃいませんか? そういった作品(マンガ、イラスト、小説、一次二次問わず)、日記、呟き、ブログに上げられましたら是非ご参加くださいませ。
お好きにトピ・アンケート作っちゃってww セクシャル不問。勿論、ノンケだって構いません(同性愛に理解がある方であれば) 片思いだろうと不倫だろうと、何でもこーーーーい(恋)!! 世間の常識に囚われずにみんなの『愛・恋・好き』の気持ちを応援したい!応援されたい!見守りたい!見守られたい! 基本自由☆仲良くしようよw
BL小説の新人賞に関することをトラバしてください! 新人賞の募集情報、新人賞の結果発表、新人賞受賞作の感想、紹介など BL小説の新人賞にまつわることでしたらなんでもOK! ご自身の受賞作のPR、苦労話も大歓迎です! 新人さんの作品が大好きな方、いっしょにウォッチしましょう(^.^)
BL同人誌に参加してみたいけれど、機会のなかった方、仲間がいなかった方。この機会に一緒に同人誌を作りませんか? ダウンロード販売できるシステム「パブー」を利用して販売できる同人誌を一緒に作りましょう。 *印刷できるクオリティのものを仕立てるノウハウを持った主催者が本を仕立てます *BLなら小説もマンガも参加OK *本の体裁はこちらで整えますが、小説など編集・校正は済ませた状態で参加できる方お願いします *Eメールで頻繁(少なくとも1日1回)は連絡を取り合える方でお願いします *参加者は基本的には選びません。ただ作品を見せていただいて、他の作品と一緒に載せられない(内容が著しく異なり、同梱するのが難しい、など)場合は、参加回に限り、お断りする可能性がございます。ご了承くださいませ。 *収益は等しく等分に分ける予定です。このため参加者全員に「パブー」のアカウントを取っていただく必要がございます。 *ご質問は、有生の作品ブログ「卵乃緒戸」の「お問い合わせ・ご意見」ページよりお問い合わせください。 http://oeufnote.net63.net/?page_id=17 まずは、4月末までに第1作を出してみたいと思います。 興味のある方は奮ってご参加ください。 *参加方法は、以下の通りです。 --同人誌に載せたい作品の「目次ページ」か「最初のコンテンツ」をトラックバックしてください。そのページのリンク先へのコメント欄で、こちらから最初のご連絡をいたします。その後はメール連絡となります。
BL小説を書いておられて、挿し絵を描いてくださる方を探していらっしゃる方はいませんか? または、BLイラスト・アニメ・マンガを書いておられて、自分の絵に文字が載ったら嬉しいなと思っておられる方はいませんか? そういう方が交流できるトラコミュを見つけられなかったので、自分で作りました。ぜひご参加くださいませ。
BLとかBLとかBLとか。。。オリジナルの小説書かれた方は是非トラックバックお願いします!