★★★神無月の巫女二次創作小説「夜の桎(あしかせ)」第 二十一 話 更新★★★
神無月の巫女スピンオフ漫画「姫神の巫女」第一巻発売中!!月刊電撃マオウで絶賛連載中!********神無月の巫女二次創作小説「夜の桎(あしかせ)」第二十一話:おろちの会合を更新しました。暗黒の闇わだのうえには、無数のおろちの社がそびえたっていた。社の鳥居は、階級が高くなるほど高く、太く、立派になる。鳥居とは、空間を異化するための間仕切りである。石柱の古代遺跡がそうであったように、雲を抜き、天を衝くような、血塗りのその鳥居の群列は、見るからに禍々しい瘴気を放っている。上空から見れば、赤黒い薔薇の花びらの連なりに思えなくもない。あるいはまた、とぐろをまいた蛇のすがたそのものか。その鳥居のうちでも、ひときわ高いのが八基ある。その八基もそれぞれ持ち主によって差がある。「よいか、おろちの八人衆。赤い月と黒い太陽との合の刻...★★★神無月の巫女二次創作小説「夜の桎(あしかせ)」第二十一話更新★★★