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以外に無かったトラコミ?BLコミックを描くの好き!!強いては、読むのも好きなんだ!!なんて人集まれ!!(一先ずBLコミック命!)
【設定】星波学園について簡単に説明します【舞ります!】
笑顔をください40(ラスト)
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犬のかたちをした記憶-第二章:授業と実験-
2025春 J.GARDEN57 参加レポ
J.GARDEN57戦利品報告
2025年3月中旬購入書籍
2025年2月中旬購入書籍
2024年12月下旬購入書籍
2024年12月上旬購入書籍
2024年11月下旬購入書籍
2024年11月中旬購入書籍
2024年11月新刊 購入予定
BL「タイラント」感想
'24.5月上旬購入書籍
2024.3月購入まとめ
2024春 J.GARDEN55 参加レポ
J GARDEN 55 戦利品報告♪♪
'24.2月上旬購入書籍
平等な夜 #20
「沁みますね」 「ごちそうさまです」 お湯が沸いた。二束でいいですか?と聞かれて、僕は頷く。 「そうめんって、一束じゃ全然足りなくないですか」 「わかります。食べた気がしないです」 「よかった、じゃあ四束入れますね」 三島さんはキッチンタイマーを2分に設定すると、手際良くそうめんを茹で始めた。真っ白な麺がパラパラッと放射状に散らばって、ぐったりと沈み込む。スパゲッティの麺と違って、細くて頼りな...
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平等な夜 #19
「おはようございます」 とっさに僕はそう言ったものの、覚醒しきっていない三島さんからは返事がなかった。ぼんやりと、まだ半分しか開いていない目が僕を見た。その、小さな子供が未知の生物を瞳の中に映し込んだ時のような、いとけない無防備さが、僕の胸を甘くくすぐった。いつもの明晰さはまだ身につけていないみたいだった。ふっと、三島さんの黒目が狭まって、唐突に焦点が合う。彼の瞳の中で、僕の存在が認識された...
平等な夜 #18
たぶん、三島さんはキスもセックスも上手いんだと思う。 こんなに不安そうに、逐一僕の気持ちを確かめて、最大限に尊重してくれるくせに、いざ僕の体に触れるとき、なんのためらいもなかった。行き届いた指先に、この人すごく慣れてるんだろうなと、さっき背中を揉んでもらいながら僕は思った。三島さんはたまに怖いくらいの真剣さで僕を見据え、その情熱が、背筋をゾクゾクと舐め下ろしていく。温度が限界まで上がりきった、青...
定期購入 BL漫画 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい 10巻 元・魔法使いの結婚式 豊田悠先生
2020年にドラマ化で話題沸騰だった「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」の10巻が発売しました。 ライトBLっぽいテイストで、BLをそこまで読まない人でも読みやすい印象の今作。ドラマ化でさらに認知度があがり、大成功で終わりました。なんと映画化も決定ですね!びっくりな展開です。
定期購入 BL漫画 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい 9巻 もう一人の魔法使いの恋が叶う日 豊田悠先生
2020年にドラマ化で話題沸騰だった「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」の9巻が発売しました。 ライトBLっぽいテイストで、BLをそこまで読まない人でも読みやすい印象の今作。ドラマ化でさらに認知度があがり、大成功で終わりました。なんと映画化も決定ですね!びっくりな展開です。
平等な夜#17
約束すると、都さんはふわっと肩の力が抜けたような笑顔を見せた。そしてそのままクラッと前のめりに傾いた。あれと首をひねる彼は首まで赤くなっていた。僕は先ほどから都さんの紅潮を、肌の表面が徐々に浸水されていくみたいに赤くなっていくさまを、つぶさに観察していた。色白な彼の変化は一目瞭然だった。アルコールは、今、都さんの体のどこまで回っているのか。 目元から頬、輪郭を通り過ぎて長い首筋へ。見える範囲は全...
平等な夜 #16
ガラス同士がぶつかる華やかな音が好きだ。都さんは勢いよく飲んだ。僕も同じようにグラスを傾けた。炭酸が喉を滑る。一気に煽ると、僕らは目を線にして見つめ合った。 「おいっしー」 「最高ですね」 再生しますかと僕は言って、リモコンを取った。 「字幕と吹替、どっちがいいですか?」 「うーん、今日は吹替かな」 「その感じだと、いつもは字幕ってこと?」 「いや、そんなにこだわっているわけじゃないですけど、...
平等な夜 #15
僕は都さんの頭を軽く撫でると、体を離して、場の空気を変えるように「喉乾きませんか?」と努めて明るく言った。 笑顔も浮かべた。「スイカ、食べましょう。それで、適当に映画でも見ませんか?」 いいですね、と都さんも僕に同意するように微笑んだ。僕たちは寝室を出て、リビングに戻った。僕は「都さんは座ってて」と言うと、冷蔵庫の前に立った。「いや、僕も何か手伝います」「いいんですよ。スイカ切るだけですし...
平等な夜 #14
そのまま、衝動に任せてしまおうかと考えた。だけど、その前に僕が絶対に聞かなければいけないことを。どうしても確かめてみたかったことを、僕は口にした。 「都さんは僕のこと、どう思ってますか」 目の前の体が石膏のように固まる。僕がとっさに離れると、濡れた前髪から水滴がいくつか落ちた。それは都さんのうなじに真っ直ぐ落ちて、彼は大きく身震いする。 ゆっくりと都さんは僕の方へ振り返った。 ...
平等な夜 #13
僕は都さんのそばに近づいていくと、膝を折り、彼の目線に合わせた。 「都さん」 「はい」 「髪を乾かしてもいいですか」 え、という表情で都さんが固まった。急なお願いに驚き、意図を掴みかねているようだった。僕は視線をそらさず、じっと返事を待つ。戸惑いながらも彼が頷いたのを確認して、すぐにドライヤーを手に取った。 都さんの後ろに膝立ちになって、丁寧に髪を乾かし始める。ごうごうと音が響く中、水分を含ん...
2022年04月 (1件〜50件)